ディノアゴラ
恐竜、古生物にまつわる諸々その他

12 October

フェデューシャの新論文

デイノニクスフェデューシャの新論文を入手。42ページもあると、目を通すだけでも大変だ。とりあえず写真を見ると、ホオジロザメの胴体断面。サメのコラーゲン組織について説明しているようだ。さらにイルカだの何だののコラーゲン組織顕微鏡写真。そういえば以前南アフリカの誰かがナチュールヴィッセンシャフテンにイルカの皮膚組織と羽毛だったか論文を載せていたな。
タフォノミーの面から、なぜ原羽毛状組織ができるか説明しているようだ。そして、羽毛の進化に関するプラムの仮説に対し反論している。
シノルニトサウルスの繊維状組織の顕微鏡写真、その次は尾に毛の生えたプシッタコサウルスの毛の部分。そしてその拡大写真。
ペレカニミムス前肢の繊維状組織の写真。
その次は、恐竜と鳥類の指の問題。例によって、胚発生初期からの手の写真が載っている。
その次には、「羽毛恐竜は二次的に飛ばなくなった鳥類」という見出しがある。鳥類とドロマエオサウルス科、トロオドン科などの前肢と手を比較しているようだ。
さて、どこまで紹介できるやら・・・
Do Feathered Dinosaurs Exist? Testing the
on Neontological and Paleontological Evidence
Alan Feduccia, Theagarten Lingham-Soliar, and J. Richard Hinchliffe
JOURNAL OF MORPHOLOGY 266:000–000 (2005)

00:49:51 - dinopantheon - 1 comment - TrackBacks