ディノアゴラ
恐竜、古生物にまつわる諸々その他

06 August

蒲郡

蒲郡で今日は荒木一成さんのサイン会があるので、挨拶に寄る。
ここでは荒木さんが食玩やボトルキャップ用に製作した恐竜たちを展示している。ガラス越しにサインの様子が見えたので、終わるまで一般展示を見る。ここは化石の展示もさることながら、解説にバーチャル画面をかなり利用しているのが特徴。化石自体はチェンジャンのものや、海生爬虫類。展示スペースはそれほど広くはない。(この化石、ずいぶん高かったんだよな〜)余計な想像もしてしまう。ここで驚いたのは、職人さんが現れたこと。彼も荒木さんをびっくりさせるために来たという。
サイン会が終わり、荒木さんに挨拶。幕張で会ったばかりなので、さすがに面識はある。サイン会場のテーブルには大きいモデルが数体。これを運ぶために車で来たという。
今年は各地の博物館やイベントで活躍されている。ますますの活躍を期待して、その場を辞した。
いつものことながら、名古屋から往復運転された林さん、調整とりまとめをされた馬場さんには感謝感謝。

18:28:06 - dinopantheon - 2 comments - TrackBacks

豊橋ほか

荘川二日目はさぼって豊橋へ。3時間では着かなかった。昨日に続き、痛いほどの陽射し。豊橋の特別展、ユアンモウサウルスに会いに。最初、雲南省の自然の紹介から。梅里雪山やシャングリラの写真、撮影者は李大建さん。彼は写真もかなりの腕前だ。
昆虫や少数民族の衣装、果てはプーアル茶まで展示されている。ここまでの印象は、雲南省の自然と物産展。故郷のメロディーも流れてくる。二胡の演奏をしていたのだ。
前半ではチェンジャン(虹江)の化石はなかなか良い。これは丁寧に見てもいい。
展示後半に骨格は現れる。ユアンモウサウルスは赤いライトに照らされ、赤い骨格を見せる。竜脚類として特に巨大というわけではないが、今年記載されたばかり、「世界初公開」だ。ただし、一緒に展示されている腸骨などの説明パネルの分類名称が「脊索動物、竜脚形類」というのは、ずいぶん荒っぽい。
ほか、ディロフォサウルスなど数体の骨格が展示されている。
恐竜以外では、リストロサウルス骨格やビエノテリウム顎がいい。新生代のサイ、ウマ、シカ、パンダ化石については、こちらに知識がないので何とも言えない。
最後は人類の進化。ほとんど博物館所蔵の頭骨レプリカを並べたものだが、元謀古猿や元謀人については注意すべきだ。
図録は買っても買わなくてもお好みで。

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