ディノアゴラ
恐竜、古生物にまつわる諸々その他

29 January

5年の科学

先日、下北沢のスタディルームに寄ったら、学研の科学が置いてありました。5年の科学2月号には、ステゴサウルス1/25組立て骨格が付録についています。プラモデルを作る感覚で組み立ててみようかと、衝動買いしたものの、まだ箱の中に眠っています。いつ組みあがるだろう。
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05 January

イシグアラスト タランパ

平山先生達がアルゼンチンで発掘をしたのは一昨年だったか、その番組が放映になって、本当に良かったと思います。
見て気になる事といえば、俳優、西島秀俊さん。何のために出ているのか、増量剤?保険?という疑問も頭をよぎったが、ここは、発掘現場だけでない、あの地域を広く紹介するとともに、素人の視点で発掘作業を体験し、その成果である化石に対面する事により、視聴者により共感・移入しやすくする役割(視聴者代表)を担っていたと解釈しましょう。平山先生は視聴者向けには割とキャラの立った方だし、幼少時の写真まで出て紹介されたので、これからマスコミ向けには益々恐竜学者として浸透していくでしょう。もちろん小田さんもさらに有名という事になります。
映像で見る限り、地表には続々化石が露出しているように見えました。実際、三畳紀の化石が豊富な地域でしょうが、映像は何日も延べ何百キロも地面を見て発見された成果を編集したものである事を忘れさせがちです。恐らく、平山先生達にうかがえば、画面に出てこなかったエピソードがいくらでも出てくることでしょう。
「ヒラヤマサウルス」が記載されれば、これは本当に素晴らしい事です。数少ない三畳紀の恐竜が一種増えるだけでなく、恐竜の進化や系統について新たな材料が提供されるからです。
個人的には、もう少しこれまでの研究や大学博物館に収蔵されている標本の紹介が欲しかったですね。

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