5日午後の普及講演会「白亜紀の哺乳類学 − 日本と中国を結ぶ発掘調査」
瀬戸口烈司教授により行われました。ご自身のこれまでの調査活動について順を追って話されました。コロンビアで数年調査を続けたが、政情不安で調査を続行できなくなり、フィールドを中国に変えたそうです。中国では遼寧省の阜新層から、有袋類の歯の特徴を併せ持つ真獣類の歯が発見され、院生の濱田さんが修論にまとめたそうです。
間にコロンビアのゲリラの話、孔子鳥「不正」輸入の話、アーケオラプトルの話など豊富な話題をはさみ、スライドも170枚以上だったか、新聞の切り抜きまで何枚もあるすごい数でした。
会場では一般の方からの質問もいくつか出ましたが、瀬戸口教授は丁寧に答えていました。
会場にはこもかぶりも用意され、大ハンマーで鏡割りされました。とてもにぎわっています。
かなりにぎわっている。ポスターの中で恐竜関係は、テリジノサウルス脳幹のCTスキャン、ティラノの肋骨の動きから呼吸の復元の方へ。など興味深い。手取層群の年代測定は従来より若い値が出ていた