ディノアゴラ
恐竜、古生物にまつわる諸々その他

白峰集中調査2日目

8月22日、2日目は桑島化石調査隊の皆さんが調査に加わります。TV局の取材も引き続きです。
まず、朝礼と自己紹介。調査センターの方の司会で皆挨拶します。

朝礼


石割りが始まりました。調査隊の方々はカメ石を、集中調査に参加している方たちは、スミ石を割ります。

調査隊にも取材が

化石らしきものが出ると、早速見てもらいます。

化石かな?

調査隊の活動1コマ



選んだ石を割ってよいかどうか見てもらったり、見つかったものが化石かどうか判定してもらったりします、



化石が見つかると、さっそく鑑定してもらいます。


午後、桑島化石調査隊は、望岳苑か、かもしかで開催される、真鍋先生のお話を聞きに行き、調査センターは静かなものです。

午後2時半ごろ調査隊が戻り、作業再開です。
午後の調査隊


カメ石にカメの甲羅!
調査隊S君が拾った石の表面をよく観察したら、甲羅が表面に密集している箇所がありました。洗ったのち、このままにしておくという判断に。


今日の成果。さすが人数が多いといろいろ出ます。
今日の成果

夜には、真鍋先生からお話いただきました。星新一のSF「午後の恐竜」の紹介から、そのストーリー(核爆弾による人類絶滅前に、地球が生物の進化を壮大なパノラマ視し、地上に古生物の立体映像が進化史の順に現れる)に出てくる古生物の現れた時代や絶滅の年代、ストーリー上の時間経過から、1時間あたり何百万年のスピードで進んだかなど、ふれられました。加えて最近の話題として、恐竜の色について明らかになった例(アンキオルニス)、始祖鳥の羽軸の太さから、飛行能力に疑問が持たれた研究などを紹介されました。熱心にいろいろ質問する人もいました。
お話する真鍋先生



posted at 11:51:09 on 08/22/10 by dinopantheon - Category: 恐竜

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