ディノアゴラ
恐竜、古生物にまつわる諸々その他
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フタバスズキリュウの発見と化石少年の夢
千葉県立中央博物館で開催された、「化石少年たちによる夢のトークショー」に行ってきました。お話は、、フタバスズキリュウの発見者、鈴木直さん、学名「フタバサウルス・スズキイ」の名付け親、佐藤たまきさん、古脊椎動物学のご意見番、真鍋真さんほか。
司会は「知る人ぞ知る"恐竜学最前線"のライター」伊藤恵夫さんです。
最初に鈴木直さんから、自らの少年時代と化石との出会い、そしてフタバスズキリュウ化石発見の経緯について、当時の貴重な写真をまじえてお話がありました。いわき市内といっても、鈴木さんの家と化石産地は30kmも離れていて、お母さんに作ってもらったおにぎりをもち、自転車で通ったそうです。
次に佐藤たまきさん。まず、恐竜大好き少女が研究者の道を歩むまでのなりゆきをよどみなく説明してくれました。この人も1972年のソ連の恐竜展が一つのきっかけだったんだと、感心しました。
聴衆の子どもたちに対し、これから研究者になる者の心得として、数か条示しましたが、一つひとつうなずけるものです。
・大学・大学院で地質学や生物学の勉強をする
・英語を読み書きできるようになる
そして、以下は研究者に限らないけれどと言われ、
・興味をもって積極的に行動する
・チャンスを逃さない(チャンスはめったに来ないから)
・問題にぶつかってもあきらめない
間には伊藤恵夫さんの軽妙な司会が入り、場をなごやかなものにします。
後半は、真鍋先生と加藤研究員のそれぞれ生い立ちから化石への思いまで、話の調子は軽い中にも、子どもにはいい刺激になったようです。最後に質問の時間には、フタバスズキリュウのクビの曲がり方、泳ぐスピードなど鋭い質問も出ましたが、佐藤たまきさんは、専門レベルのことをやさしく解説して答えていました。
さらに、トークショー終了後、展示室内のフタバスズキリュウ産状レプリカの前で佐藤さんの解説というおまけつきでした(伊左治研究員のリクエスト)。
明日29日には、「折り紙で恐竜を作ろう」というイベントがあります。講師は恐竜倶楽部員の折り紙作家、木村哲夫さんです。
posted at 00:13:28 on 07/29/07
by dinopantheon -
Category: 恐竜
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コメント
ご参加くださいまして、ありがとうございました。
おかげさまで、なんとか滞りなく進行することができました。
今後とも、よろしくお願い致します。
また、機会がありましたら、司会をよろしくお願いいたします。トークショーのできふできも司会しだいですから。
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おかげさまで、なんとか滞りなく進行することができました。
今後とも、よろしくお願い致します。