ディノアゴラ
恐竜、古生物にまつわる諸々その他

豊橋ほか

荘川二日目はさぼって豊橋へ。3時間では着かなかった。昨日に続き、痛いほどの陽射し。豊橋の特別展、ユアンモウサウルスに会いに。最初、雲南省の自然の紹介から。梅里雪山やシャングリラの写真、撮影者は李大建さん。彼は写真もかなりの腕前だ。
昆虫や少数民族の衣装、果てはプーアル茶まで展示されている。ここまでの印象は、雲南省の自然と物産展。故郷のメロディーも流れてくる。二胡の演奏をしていたのだ。
前半ではチェンジャン(虹江)の化石はなかなか良い。これは丁寧に見てもいい。
展示後半に骨格は現れる。ユアンモウサウルスは赤いライトに照らされ、赤い骨格を見せる。竜脚類として特に巨大というわけではないが、今年記載されたばかり、「世界初公開」だ。ただし、一緒に展示されている腸骨などの説明パネルの分類名称が「脊索動物、竜脚形類」というのは、ずいぶん荒っぽい。
ほか、ディロフォサウルスなど数体の骨格が展示されている。
恐竜以外では、リストロサウルス骨格やビエノテリウム顎がいい。新生代のサイ、ウマ、シカ、パンダ化石については、こちらに知識がないので何とも言えない。
最後は人類の進化。ほとんど博物館所蔵の頭骨レプリカを並べたものだが、元謀古猿や元謀人については注意すべきだ。
図録は買っても買わなくてもお好みで。



posted at 18:03:53 on 08/06/06 by dinopantheon - Category: Main

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